爪水虫の謎!白癬菌はどうやって爪に入るの?
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爪が白く濁る、厚くなって切りにくい、先端がボロボロと欠ける。こうした変化があると、「爪水虫かもしれない」「どうやって治すのだろう」「爪は切ったほうがよいのだろうか」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
爪水虫の正式名称は爪白癬(つめはくせん)です。原因となる白癬菌は、硬い爪をいきなり突き破るのではありません。多くの場合、足の指の間や足裏にいる白癬菌が感染源となり、爪の先端や横のすき間から少しずつ入り込みます。
この動画解説では、足の水虫から爪水虫へ至る流れ、爪に現れやすい変化、切る・削る際に知っておきたいことを順に説明します。なお、爪の色や形の変化だけで爪水虫と判断することはできません。
足の水虫が、爪水虫の感染源になることがあります

白癬菌は、皮膚や爪の主成分であるケラチンを栄養にする真菌です。足の指の間は汗や湿気が残りやすく、皮膚がふやけると白癬菌が入り込みやすい環境になります。足裏の角質が厚くなるタイプの足水虫では、かゆみが目立たないこともあります。
そのため、「足はかゆくないから水虫ではない」とは言い切れません。指の間が白くふやける、皮がむける、赤みが続く、足裏の角質が厚くなるといった変化があれば、足の状態も一緒に見直しましょう。
足にいる白癬菌がいつも必ず爪へ広がるわけではありません。しかし、足の水虫をそのままにしておくと、白癬菌が爪の近くにいる状態が続きます。爪に気になる変化がある場合は、足の指の間や足裏にも水虫を疑う変化がないかを見ることで、感染源を考える手がかりになります。
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白癬菌は、硬い爪のどこから入るのでしょうか

爪は硬く丈夫に見えますが、皮膚と完全に密着して密閉されているわけではありません。爪の先端、横のふち、爪と皮膚の境目には、白癬菌が入り込むきっかけになる場所があります。
爪白癬で最も多いタイプは、爪の先端または横側から、爪の下へ白癬菌が侵入するタイプです。まず爪の端や横のすき間から入り、爪の下の角質に侵入した後、時間をかけて爪の中央方向へ進んでいきます。
ここで大切なのは、爪水虫は急に爪全体に広がるのではなく、はじめは爪の一部に起こることが多いという点です。先端の白濁、横側の変色、爪の下にたまる角質など、小さな変化が続いていないかを確認しましょう。
足の水虫があるからといって、必ず爪水虫になるわけではありません。ただし、足の指の間・足裏に白癬菌がいる状態が続くと、爪の近くに感染源があることになります。爪と足を別々に考えず、両方の状態を確認することが大切です。
白く濁る・厚くなる・欠ける。爪水虫で見られる変化と、切る・削る際の注意

白く濁った爪、厚い爪、変形した爪がすべて爪水虫とは限りません。爪への圧迫、けが、加齢に伴う変化、皮膚の病気など、ほかの原因でも似た見た目になることがあります。ただ、爪の見た目の変化は、爪水虫を発見するための重要な手がかりの一つになります。
また、「爪水虫は切ったほうがよいのか」「削れば治るのか」と悩む方も少なくありません。爪を短く整えたり、引っかかる部分を無理のない範囲で手入れしたりすることは日常ケアの一つです。しかし、切る・削ることだけで、爪の中にいる白癬菌がなくなるわけではありません。
爪を無理に剥がす、痛みを我慢して深く切る、出血するほど削るといった行為は避けましょう。爪が浮いている、強い痛みがある、周囲が赤く腫れる、爪の変化が広がるといった場合は、早めに皮膚科へ相談してください。
爪水虫の顕微鏡検査から治療まで詳しく見る→爪の色の変化が気になるときは、グリーンネイルとの違いも知っておくと安心です。緑色・黒っぽい色調、爪の浮き、装着しているネイルの有無などによって、考えるべき原因は変わります。
グリーンネイルとの違いを詳しく見る→厚い爪・大きい足の親指で、爪切りの刃が入りにくいときに
爪水虫で爪が厚くなった場合だけでなく、もともと足の親指の爪に厚みがある方、爪が大きくて一般的な爪切りでは刃を入れにくい方、年齢を重ねて足の爪を整えにくくなった方もいらっしゃいます。
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研究結果:爪水虫は突然できるのではなく、感染源から少しずつ広がることがあります

今回のポイントは、足の水虫が感染源になり、白癬菌が爪の先端・横側から入り込み、時間をかけて爪の中へ広がることがあるという点です。爪が硬いからといって、白癬菌が入り込まないわけではありません。
白く濁った爪や、厚くて切りにくい爪を前にすると、すぐに「どう治すか」「どう切るか」を考えたくなります。けれど、まず知っておきたいのは、爪水虫は足の水虫を感染源に、白癬菌が爪の先端や横から少しずつ入り込んで起こることがある、という仕組みです。原因と経路を理解することが、足元の状態を見直し、次に何をすべきか考える土台になります。
足の指の間や足裏に変化がないかを確認し、毎日の足元を清潔で快適に保つことは、足の水虫を予防するための基本の一つです。足の水虫を予防することは、白癬菌を爪の近くに残さず、爪水虫につながるきっかけを減らすことにもつながります。
参考:日本皮膚科学会・日本医真菌学会「皮膚真菌症診療ガイドライン2025」
参照箇所:1.1 手・足白癬「定義・症状」、1.2 爪白癬・爪真菌症(1)爪白癬「定義・症状・診断」
この記事に関するよくあるご質問
爪水虫とは何ですか?
爪が白く濁っているのは爪水虫ですか?
爪が分厚くなるのは爪水虫ですか?
爪が黄色く濁っています。爪水虫でしょうか?
グリーンネイルと爪水虫の違いは何ですか?
爪水虫が疑われる場合はどうすればよいですか?
<この記事の発信元>
この記事は、水虫薬「エフゲン」を50年以上にわたり製造・販売する大源製薬株式会社の公式オンラインショップ「大源製薬 公式SNSセレクトショップ」が作成・公開しています。
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